2012年2月13日月曜日

「投げられるのではない、受けを取る」

前回「大澤 喜三郎」先生の中で紹介させていただいた名言について
考察したいと思います。

見た当初は「深いなぁ~」で終わってしまいましたが、この言葉は
日頃の稽古に当たって非常に貴重なんだと後々思いました。

元々合気道の受け身とは、
 ・「身体を守る身体技法」
 ・「鍛錬としての身体運動」
の2つの意味があったと思います。

「身体を守る身体技法」に関しては、実は普段の稽古で忘れがちな要素かもしれません。
普段の稽古は「お約束」的に受けを取る馴れ合いが多いのは否めません(~~;)

それと、「受けを取る!!」ことばかり考えて、取り側をほとんど見てないなんて
パターンもあります(ウチの連盟ではこれが問題になったこともあります^-^;)

こんなパターンが多いと、受け身本来の意味を忘れるのも仕方ないかもしれません。
予測のつかない動きに対し、その状況で合理的かつ最善の対処(動作)ができるように
取り組むことが本来の稽古なのかもしれません。
このことを踏まえた上で、「柔らかい受け身」を目指すのが最良の道かもしれません。

確かにいっぱい稽古しないとなかなかできないんですがね(苦笑)

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